小説前編ＵＰ！

こんばんわー！
すいません、テンション高くて；；

ひな祭り小説前編書き上げました！ついさっき！
だからいろいろごちゃごちゃしてて読みにくいかも…一応書きなおしもしましたけど；；；

今回はＮＬ≪一茜+恋ルキ≫でございます！！
二つのＣＰに挑戦・・！少しでも甘くなればいいのになぁ…（何いってんの）
では、読む、という方はどうぞｖ

明かりをつけましょ　雪洞に

お花をあげましょ　桃の花

五人囃子の　笛太鼓

今日は楽しいひな祭り




Ｓｐｒｉｎｇ　Ｄａｙ　―華やかで、そして美しい日に―　　





「お兄ちゃん！お雛様とお内裏様飾って！」
「りょーかい。」
「夏梨ちゃん、この鼓は？」
「ああ、五人林に持たせてあげて。」
「この人？」
「うん、そうそう！」


お雛様と、お内裏様を飾って。
桃の花を飾って。
五人囃子に三人官女。

３月３日、ひな祭り。桃の節句。
女の子が主役になるイベントとして、黒崎家でも遊子・夏梨、只今居候中の茜雫が大盛り上がりで雛壇を飾り付けていく。
普段はこういうことにあまり関心をもたいない夏梨も、二人が盛り上がるので一緒になって騒いでいる。それが珍しくて、最初は一護も驚いていたが女の子らしい夏梨が見れたからいいか、と思って飾り付けを手伝う。




四人がかりで飾り付けていたためか、大きめの雛壇も短い時間で作業は終わった。


「つかれたーっ！」
「でも久しぶりに楽しかったなぁー。」
「また片付けが大変そうだけどな。」
「一護！そういうこと言わない！」


流石に疲れて、大きな雛壇を眺めながら休息を取る。
あとは散らし寿司など、『黒崎家特製ひな祭り料理』を作るだけだ。
遊子は準備しなきゃー、と大忙しでキッチンの方へ向かう。夏梨も手伝う、と言ってあとを追いかけていった。

仲のいい双子の妹を見送り、一護も微笑む。
数分前には慌ただしかった部屋も、一気にしんとなる。静かではあるが、疲れた身には、静かな空間がとてもいいものに思えた。

一緒になって疲れを癒していた茜雫は立ちあがり、一護の傍による。
肩に凭れ掛かるが、一護はさほど気にせず、させたいようにした。


「疲れたねぇー。」
「ああ、でも夏梨も楽しそうだったしな。」
「…ね、一護。」
「ん？」


少し声のトーンがさがった茜雫が気になって、見てみれば笑顔をうかべて一護を見つめていた。


「あたしさ、初めてなんだ。ひな祭り。」
「・・ああ。」


本当は、思念珠である茜雫。
ひな祭りなんて、経験することがなかったかもしれない。
それが経験できるのは、傍に寄り添ってくれている、一護がいるから。


「一護…」
「茜雫…」

静かな部屋で。
寄り添う二人の影が重なり合う―――――






ピーンポーン






「おにいちゃーん、茜雫ちゃーん！手が離せないから出てくれないー？」





「…また、あとにするか。」
「…そだね。」


キスはお預けのようだ。
今このままなし崩しにいってもよかったが、それはあとの楽しみにとっておこう、と自分に言い聞かせて立ちあがる。つられて茜雫も立ちあがり、一緒に玄関へ向かう。




ぴーんぽーん…ぴんぽんぴんぽん！


いくらなんでも煩すぎる。
常識もわきまえてないのか！と茜雫との甘い雰囲気をぶち壊しにされた一護は、どすどすと廊下を歩く。
後ろにいた茜雫も、流石に驚いて声を掛けられず、トコトコと後ろをついていく。


「はいはい！どちら様ですか！？」


玄関につけば、勢いのままに乱暴に扉を開く。
そして、インターフォンを連続で押していた相手を見ると・・




「おお！一護、茜雫、久しぶりだな！」
「よぉ、一護。それに茜雫。」


尸魂界から遥々やってきた、朽木ルキアと阿散井恋次だった。

アトガキ

実はタイトルにたいした意味はなかったりします；；；
ただ青春してるだけですし。
まだまだ前編なんですけど、何となく最後が予想できるような感じですね；；
もう少しタイトルをつけるセンスがほしいです。
『Ｓｐｒｉｎｇ　Ｄａｙ』
…つづりあってますかねぇｗ（○∀○；）
直訳で『春の日』です・・か？（聞くな）英語は苦手です；；文法なんて大嫌いなんです；；
というわけで、単語をくっつけただけ。

…誰か私に文才とタイトルつけるセンスを！！！（できれば画力も！！）

明日、ひな祭り当日。
後編をＵＰします。少しでも、甘くなってればいいんですけどねｗ

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久しぶりに小説～

久しぶりに小説ＵＰでございます！
そして突発なのでゴタゴタしております。
ＮＬ≪一茜≫でございまーす。

この二人好きなんですけどねぇ…；；やっぱり突発なせいかごたごた。
一応甘いと思います。

読む、という方はどうぞｖ

 

少しは女の子らしいとこを見せたいって、あたしだって思うんだ。

 

そう思うことはきっと当然のこと



「今日のご飯はなんだろ～？」

いつも美味しい遊子の手料理。
一護もその家族も、勿論茜雫も大好きである。
だから、夕食時になればそれが楽しみで足取りも軽くなる。




「たっだいまぁ～！」
「あ！おい、茜雫！どこいってたんだよ？」

大声で帰宅を知らせれば、丁度玄関居合わせた一護に尋ねられた。
不機嫌そうに眉間に皺を寄せていた。

「別に、ちょっと散歩にいってただけだって！…なんか用事あったの？」
「いや、別にそういうわけじゃねぇけど…。」
「じゃぁなに？」

下から覗き込めば、一護はふいっと顔を逸らした。

「なんでもねーよ。」

そう言って階段を上がり、自室へ入ってしまった。
どこか慌てた様子の一護を思い出しながらも、茜雫はリビングから台所のほうへ向かう。




「遊子ちゃん、今日のご飯なんなの？」
「あ、茜雫ちゃんお帰り！今日はねー、餃子！」

楽しそうに笑いながら遊子はボールの中にある餃子の中身を見せた。
餃子の皮を用意してあるところから、これから包むのだろう。

「おおっ！楽しみだね！」
「そう？ありがと！でもね、ちょっと包むのに時間かかりそうなの。」

ごめんね、ご飯遅くなっちゃいそう、と謝ると遊子は手を洗って皮に具をつめる準備をする。
それを眺めながら、茜雫は思った。


食事の準備が大変なのは、自分が加わってからだ。
一人人数が加われば、家事もそのぶん増えるはずだ。
皿洗いも、洗濯物も、食事も。
その一人分が加わって余計に時間が掛かってしまう。

遊子は母、真咲がなくなってから家事を進んでやるようになっていた。
それから数年がたって、料理も上手くなって、家事も慣れていたが、それでも大変なことに変わりない。

それに、料理をするという女の子らしさ。
それが例え、家族のため、というものであってでも、料理してあげられるところが、羨ましかった。

だから――



「遊子ちゃん！」
「何？」

餃子をテキパキと作り上げていきながら、茜雫の呼びかけに応えれば。

「あたしも手伝う！」


その宣言を聞いて、遊子は嬉しそうに笑った。



♪



「お、今日は餃子か。」

夕食時になって、一護が２階から降りてきた。
既に一心たち家族や、茜雫は席についている。

「遅いぞ一護ぉぉ！！！我が家の夕食は７時と決まっているだろぉ！！！」
「うっせぇぇ！！！！！」

飛びかかる一心、それを蹴り飛ばす一護。
バキッ、と音がしたのも気にしない。

「…相変わらずだよね。」
「いつものことだろーが。…別に、さっきのことはいいからな。」

茜雫のとなりの席に座りながら、少し慌てた様子なのを見て、先ほど玄関であったことが原因なのかと思ったのか、そう言って茜雫から視線をはずした。
まだ少し怒っているのだろうか、と原因もわからないが茜雫はどうしようかと考える。
それに、今回の餃子のことだってあって。
何も言い出せないでいた。



そんなとき、遊子が大声で言った。

「今日はなーんと！茜雫ちゃんが餃子作るの手伝ってくれましたぁ！」
「な！！遊子ちゃん！そんな別に言わなくても…！」

にっこり、と笑いながらいう遊子に慌てるが、その笑顔を向けられてなにも言えなくなってしまう。
うつむく茜雫を見ながら、一護は遊子に料理を催促した。

「はい、どーぞっ！」

持ってきた大きめの皿を食卓の中心に置く。
茜雫が手伝った、というで一護たちの視線はそれに向く。

遊子のものに比べれば、それは歪だった。
何度も作っているせいか、遊子のものはとても綺麗に整っていたが、茜雫のは上手く形が作れていなかったり、上手く皮が折れていなかったり。
いくつも並べられているが、どれがどちらのものかはっきりしていた。

茜雫は顔を赤くして、恥ずかしがっているのか、悔しがっているのか。
きっと、両方であろう。



「おー！じゃぁさっそく茜雫ちゃんのを―――って一護ぉ！！」

ふと、顔をあげれば、茜雫作の餃子をとろうとした一心と、その一心が狙っていた餃子をすばやく奪った一護。
一心が叫んだ時点で、餃子はパクリと一護の口へ。

「一護ー…よくも人が狙った餃子をっ！！」
「うるせぇなぁ。早いもん勝ちだろ、アホ。」

ゴクリと、餃子を飲み込んで反論する。
一心は一護を睨みつけていたが、睨みつけられている本人は無視して餃子を口に運ぶ。


それも、茜雫が作ったもので。


「一護…あたしのばっか食べてないで、遊子がつくったやつ食べればいいじゃん…。」
「別に、どれから食おうが俺の勝手だろ。」
「そりゃそうだけどさぁ。」
「だったらいちいち気にすんなよ。」

また一つ、餃子を口の中へ。
そんな一護を見て、前に座っている夏梨は、

「一兄、正直に言えばいいのに。」
「え？何を？何を？夏梨ちゃんっ！」
「そんなにせまんなって、遊子。つまり、一兄は茜姉がつくった餃子を独り占めしたいわけなんだよ。」

冷静に場を考え、夏梨が出した結論である。
茜雫は目を丸くして一護を見るが、一護は余計なことを、とでもいうように本気ではないが夏梨をうらめしそうな目で見ていた。

「夏梨…。」
「安心してよ、一兄。アタシ達は食べないからさ。」

それは別に茜雫のものが食べたくないわけではなくて。
一護の気持ちをわかっているからこその言葉である。

「…一護、それほんと？」
「わりぃかよ。」

本心がばれて顔を少し赤くしながらも、眉間に皺をよせて不機嫌そうな態度をとる。

けど、茜雫にはとても嬉しくて。

「ありがと、一護。」

浮かべるのは幸せそうな笑顔。
それにつられて、一護も自然と微笑んだ。




あたしより年下だけど、とても女の子らしい遊子ちゃんを見て、すごく羨ましくなったんだ。
美味しい料理を、テキパキと、いつも作れること。


一護に、それが食べてもらえること。


それが、ものすごく羨ましかったんだ。


ねぇ、一護。
あたし、少しは女の子らしいとこ見せれたかな？

 

アトガキ

なんだコレは。
一応メインは茜雫なんですけどね。
やっぱりゴタゴタしてしまいましたねぇー。上手く文章をまとめられるようになりたいです。

遊子は確信犯…？
実は一心も確信犯で一護の反応を楽しんでいるのかもしれない。

…微妙に受けっぽいぞ、一護。

一護も一護で嫉妬したりするんですよね。うちの一護は素直じゃないんですよ。
でもちゃんと茜雫のことを大切に思ってます。
どーも、うちのキャラクターは素直じゃない子が多いようです。
言葉にしないで行動で表す、みたいな。

うーん…小説タイトルのセンスがほしいです。
でもいい英単語とか知らないんですよね。文章だときっと文法を間違えます。

誤字・脱字などあったら教えてくださるとありがたいです。
読んで下さった方、ありがとうございましたｖ

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またまた小説ＵＰでございまーす

こんばんわーｖ

バレンタイン明日ですねーｖ私は友達にもう渡しましたが。
ほかにも渡したい人もいるのでどうしようか迷っております・・・。
因みに男の人じゃないですよ♪

最近はすごくストレスがたまって、ついにそれが健康面に出てきてしまいました…。
皆様もお気をつけくださいませ！
本当に誰かに話をするだけで楽になるものですｖ

さぁ暗い話しは置いときましょう！！

本当は日雛も書きたかったんですけどね…。すごく中途半端になってしまったので、ＵＰすることはできないと思います…（涙）
これも全てテストのせいっ！！
バレンタイン小説は２つ、ということになりますね。またホワイトデーに頑張ろうっ！！

今回はＮＬ≪ギン乱≫となっております♪
正直甘くないと思います（ぉぃ）どちらかというと≪ギン→←乱≫のほうがしっくりくるかもしれません。
読むという方はどうぞっ♪

素直になろうとか。　その想いに真剣に答えてやろうとか。

アンタがそんな風に思ってくれるなんて、正直期待はしてないの。

そもそも、アンタは『恋』なんてガラじゃないもの。

そう思いつつ、私はアンタに渡したいものがある。


心の何処かで、何かを期待しているのかもしれない。



――　それでも僕らは願おう　――



―三番隊執務室―


慣れない甘い香りがほんのり匂って来て、ギンは進めていた筆を一旦置いた。

「…なんや、この甘い匂い…。」

甘いものが別に嫌いなわけではないけれど、それほど好きでもない。
それがやけに匂ってくる。
微かな匂いでも、流魂街で過ごしていたせいか敏感になっていた。

この匂いの正体を知ろうにも、残念ながら有能な副官は書類を提出しに行っている。
副官…吉良イヅルが帰ってくるのを待つか、匂いの正体がやってくるかであった。

そう思って、たまりにたまった書類の山を片付けに掛かる。
いくら自分を尊敬しているからって、真面目な性格からか、きっちりを仕事をこなさせるイヅル。
また少しも進んでいなかったら、また何を言われるか分かったものではない。

…仕事の面では、立場が逆転しているような三番隊であった。


♪


―　コンコン…　―


ふいに、扉をノックする音が聞こえる。
イヅルが戻ってきたのか。まだ全然進んでいないのに。
そう一瞬考えたが、探った霊圧がイヅルのものではなかった。

「…乱菊か？何か用なん？」

入ってこい、とは言わずに声をかければ。
勝手に入ってくる十番隊副隊長、松本乱菊。何故か大きな袋を持っていた。
乱菊は、書類の山で散らかっている部屋を見て、大げさにため息をついて見せた。

「あんた、またこんなにためてるわけ？」
「人のこと言えんやろ。乱菊はまたサボりなん？」

今は真面目に…とは言えないが、仕事をこなしている立場なのでそう言ってみれば。

「今日は非番なのよ。」

あぁなんと羨ましいこと。
乱菊がしたように、大げさにため息をついてみれば。
先ほどより、あの甘い香りが強くなっていることに気づいた。

「乱菊、この匂いなんなん？」
「匂い？あぁ、チョコのこと？」
「・・・『ちょこ』？」

あんまり聞かない名の…食べ物か？花か？
全く検討がつかず、首を傾げてみれば、ごそごそと袋をあさり、取り出したものを投げるようにギンに渡す。
渡されたのは包み紙で包まれた箱で、それをあけてみれば、こげ茶色の物体が姿をあらわした。

「…これが、『ちょこ』なん？」
「そ。現世のお菓子なのよ。甘い匂いって、それのことでしょ？」

確かに、顔を近づけて嗅いでみれば甘い匂いがする。
それは先ほどまで周りにあった匂いとは違って、苦さも含んだような匂いだった。
だが、疑問があった。

「なんで僕にくれるん？誕生日でもあらへんのに…。」
「あんた知らないの？今日のこと。」
「…２月１４日やろ？それがどうしたん？」

全く知らない、という素振りを見せれば、また大きくため息を吐かれる。
名前は、知っていた。その意味も、本当は知っていたけれど。

「好きな人や、お世話になった人にチョコあげる日なの。名前は―――」
「バレンタインデーってやつ？」
「知ってんじゃない。」

その名前を言ってみれば、ちょっと驚いたような顔をする乱菊。

「藍染隊長にでも聞いてたの？」

『藍染隊長』は、そんなこと言ってなかったけれど。


「あれやろ。『現世の人間が恋にうつつを抜かす日』」


「…誰に聞いたのよ。」
「乱菊の知らん人。」

その言葉に怒りを覚えたのか、軽く眉間に皺を寄せる。
クスリを笑って聞かれたことに答えてやれば、その怒りをどこかへおさめるように、首をふって。

「アンタがこの日をどう思おうと勝手よ。バレンタインデーのことをアンタにそう教えた人もね。」
「そりゃそうやな。」
「でも、この日のことで真剣に悩んだり、告白したりする人もいるんだから。そういうところもちゃんと考えてよね。
もしここにいたのがあたしじゃなかったら、アンタ叩かれてたわよ。」

そう言って踵を返す。
持っていた大きめの袋がゆれた。



それを見た瞬間。
何故か、胸が少しだけ痛くなって。

「ほかにもあげる人、おるん？」
「あたりまえでしょ？一応女性死神協会のみんなで配ってるのよ。」

その答えにに、また何故か胸が痛くなったような気がして。

「…本命チョコとかもあるん？」

その痛みを、いつものヘラヘラとした表情に隠して。

「…あるわよ。」

その痛みを、絶対に誰にも悟られないように。

「僕、乱菊からの本命チョコ欲しかったわぁ。」

想いをちらっと冗談のように言ってみれば、少し驚いたような表情を見せて。
それから、背を見せて、扉に手を掛ける。

「…なんで、アンタにやらないといけないのよ。馬鹿ギン。」
「…せやね。ありがとな、乱菊。」

ぎりぎりでお礼を言えばヒラヒラと手を振って去っていく。



この想いを。

伝えることを許されたい。

でも、いつか必ず君を置いていく僕に、その資格はないのだろう。




口に入れたチョコは、甘さと苦さが混じっていた。







「…馬鹿ギン…。」

どこか、寂しそうな笑みを浮かべるギンを思い出した。
他の者ではきっと気づかないだろう、その表情の変化。
幼い頃より一緒にいた自分だからこそ、気づいたのだろう。


―　僕、乱菊からの本命チョコ欲しかったわぁ　―


あんな表情をして言わないで。
期待させるようなことを、言わないで。

「…あいつのも、義理ってでっかく書いてやればよかった！」

廊下を歩きながら、袋に『義理』と大きくかかれたチョコをたくさんいれて。
三番隊から離れていくように歩き出す。




きっと僕らは、反対の道を歩いてゆくだろう。

交わることのない、黒い道と白い道。

けれど淡い想いと期待を込めて。

また一緒に、隣を歩けるように。








アトガキ

甘い話しを書きたかった･…。
どうも私は暗い話とか独白とか片思いとかのほうが書きやすいようです。

何故！！？（知るか）

ギンや藍染様出てくると絶対に甘い話が書けなくなるようです。
でも絶対ギンで甘い話書いてやる！！！

『恋にうつつを～』というのは、藍染様がギンに教えたこと、というふうになっているのですが分かりにくいですね；；
本当に真剣に考えている人にはとても申し訳ないです；；；（滝汗）
ただ藍染様が考えるならそんな感じかな、と。あの人は愛に飢えているようなイメージでもあるんですよね。

因みに表記はありませんが、ギンのもらったチョコには『義理』なんて書いてありません。
…こうやってアトガキで説明しなくちゃいけないだなんて･…まだまだな証拠ですね；；

これからまた普通に書いていきますよー♪ただネタが思いつくかどうか；；

誤字・脱字などあったら教えてくださるとありがたいです♪
感想やアドバイスもあったどうぞｖ
読んで下さった方、ありがとうございましたｖ

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ＢＬＥＡＣＨ小説

やっと小説ＵＰですｗ

バレンタインが近くなったので、バレンタイン小説となりましたｖ

第一弾ということでＮＬ≪イチルキ≫です。

甘く仕上がって…いればいいかなぁーと。（希望）

かなりギクシャクしているのでかなり駄文だと思いますが、読むという方はどうぞｖ

お互いの運命を変えた日から、ずっと傍に居て。

それが当たり前になっていた。

死ぬ覚悟をした、あの日。

お前が護ってくれた。

そして今も護ってくれるお前に、渡したいものがある



――　それは約束の証でもあって　――



「一護っ！」

「あ？」

放課後、やけに纏わりつく啓吾を軽くあしらうと、一護は荷物をまとめ立ちあがる。

その時ちょうどルキアが駆け寄ってきた。

なんだ、と振りかえれば、

「すまぬっ！今日は家には帰れそうにない！」

そう言って明日の用意をしてきてくれ、と鞄を押し付けて。

扉の前で待っていたらしい、たつきと井上と一緒に去っていった。

「……。」

「なんだ、一護ぉっ！今日は朽木さんとは帰らないのかっ！？じゃぁ今日は俺と一緒にゲーセンにでも…グフッッッ！」

とりあえず、やつあたりに纏わりつく啓吾を殴って一護もさっさと帰ることにした。



一人で帰ることとなった日。

少し思うことがあって、ルキアと一緒に居たかったけど、あいつがああじゃ仕方ない。

一緒に帰らないのは、今日に限ったことではない。

寧ろ最近はそっちのほうが多かったかもしれない。

「ったく…なんなんだよ…。」

やっと想いが通じ合って、ルキアの考えとかも少しわかったかな、なんて思ってた。

人一倍気が強くて、義務感とかも強くて。

それで、母さんみたいに凄く優しくて。

でも、心には傷を負っていて。本当は脆くて。

俺と同じ、雨が好きじゃないってことも最近知った。


「少し、自惚れてたのかもな…。」


夕暮れの空にひとつ、星が見えた。


♪


「くーろーさーきーくーんっ！！！」

次の日の朝、やけに晴れ晴れとした空の下。

あまり気分のよくなかった一護を学校で迎えたのは織姫だった。

「井上？どうしたんだよ。」

「黒崎君に是非是非、渡したいものがあってね！」

そう言って鞄をゴソゴソあさり、取り出したのは、ピンクの包装紙につつまれた箱だった。

大きすぎず、小さすぎないサイズの箱。

「なんだ？これ？」

「ほら、今日ってバレンタインでしょっ？だから、ね！いつもお世話になってるし！」

楽しそうに笑いながら、それを渡す。

その笑顔につられてか、一護も眉間によせた皺を緩めて微笑んだ。

「サンキュな、井上。」

「いやいやっ♪別にいいっスよっ♪」

はしゃいで、軽く敬礼のように手をあげると、先に教室に入っていった。

入れ替わるようにやってきたたつきからも，箱を一つもらって。

「毎年サンキュな。」

「いーっていーって。じゃ、ホワイトデー楽しみにしてるなー。」

ちゃっかりと言う幼馴染に苦笑して、一護も教室入った。

入ってみれば、教室では女子はきゃーきゃー騒いでいたり、男子は嬉しそうに笑っていたり、悲しそうに肩を落としていたり。

いつものような、でも少し空気の違うクラスメートたちにあてられてか、一護はまた苦笑した。


―本当は、一番にもらいたいやつがいたけれど―


それは心のうちに留めて、ルキアの席に向かう。

ルキアは俯いて、何かを考えているようだった。

「おい、ルキア。」

持ってきた鞄を頭に軽く当ててやれば、やっと気づいたのか、一護を見上げる。

「あ…あぁ、一護か。昨日はすまなかった。」

苦笑しながら謝り、鞄を受け取る。

その表情が、いつもの強気な表情とは全く違っていて、驚いた。

だがチャイムがなって理由を聞くこともできず、席につく。

授業はいつもどおりで、あっという間に１日が終了した。

荷物を纏め、チャドたちと軽く会話を交わしてから分かれて、校門までくると、誰かを待つように立っているルキアを見つけた。

同じく、ルキアも一護を見つけた。

「ルキア、どうしたんだよ。そんなとこで。」

「た…たわけ！お前を待っていたのだ！さぁ、さっさと帰るぞ！」

朝の様子とは正反対に、いつもと同じような態度をとるルキア。

そんなルキアに軽くため息をついて、一護は先に歩き出してしまったルキアを追う。


「…で、最近なんなんだよ、お前。」

「何とはなんだ、何とは。」

少し先を行くルキアを見ながら問えば、ぶっきらぼうに返答してくる。

「何とは、じゃねーよ。最近お前、一緒に帰らねぇし、昨日は家にも帰ってこなかったし。」

苛立ったようにそう言えば、ぴたりと、ルキアの足は止まった。

自然と一護もとまり、ルキアの背を見つめる。

一瞬沈黙が流れるかと思ったが、ルキアは鞄をあさり、取り出したものを一護に押し付けた。

「あ、あぁ！？なんだよ、コレ。」

「ば…『ばれんたいんちょこ』と言う物だ！」

「･･あ？」

押し付けられた箱を手に取り、そしてルキアを見る。

睨むように一護を見るルキアの顔は、赤く染まっていた。

そんな表情のルキアに、一護は思わず噴出してしまう。

「な・・なんだ貴様！人の好意を馬鹿にするつもりか！？」

「ははっ！いや、別にそんなつもりはねぇけど。寧ろ俺が馬鹿だったな。」

「何…？」

貰ったバレンタインチョコを見て、また笑いがこみ上げる。

不安に思うことなど、何もなかったというのに。

「お前、くれねーんじゃねぇかと思ってた。」

そう一護が言えば、ルキアは意外だったようで、

「そんなわけなかろう！！！このたわけっ！！
最近一緒に帰れなかったりしたのは、井上や有沢に『バレンタイン』や『チョコ』のことを聞いていたからで…昨日は、一緒にそれを作っておったのだ。」

白状するルキアの顔は、まだ赤かった。

「ルキア、顔赤くなってるぜ？」

「な！そんなわけなかろう！！幻覚だ！夕日のせいだっ！！！」

恥ずかしいのか完全否定するが、まだ赤いままだった。

可愛い、なんて思いつつ、一護は歩き出す。

「ま、そういうことにしておいてやるよ。」
「貴様・・・！」
「好きだぜ、ルキア。」
「………っ！」



お前はいつもそう囁いてくれる。
私はまだ、はっきりとは言葉に出来ていない。
それをお前は絶対にとがめない。

今はまだ言えないけれど、必ずいうと約束しよう。

お前に好きだと。



アトガキ

あまーーーーーーくねぇよ橙条さんっ！！！（ありきたり）
なんだか恥ずかしいような；；；

小説自体久しぶりに書いたものですから、見事に駄文に・・・；；；

イチルキファンの方っ！！！すいませんっ！（土下座）

二人は付き合っているけど、ルキアのほうはまだちゃんと「好き」と言えてない、という設定なんです。
「好きだ、ルキア。」
「私も…」
みたいな…。
…個人的には素直に言えないのもいいんですけど、ほとんどの人はやっぱり互いに言えてるほうがいいのでしょうかね？

誤字・脱字などあったら教えてくださるとありがたいです。（とういうか見てくださる寛大な方はいるのでしょうか…）

次はギン乱の予定でございまーす。

読んで下さった方、ありがとうございましたｖ

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